
皆さん、パム・グラウトさんの『こうして思考は現実になる』という本をご存知だろうか?
そこには、「意図すれば、今まで見えていなかったものが見える」、その体験方法が記載されている。
その内容が面白かったので、「本当に実現するのか」を実際にやってみた。今回は、その時の体験を一部書いてみた。一緒に楽しんでいただけると嬉しい限りである。
2番目の実験をやってみた。
『こうして思考は現実になる』の2番目の実験をしたときの話だ。
詳しい説明は書籍に譲るとして、私は次のことを試してみた。
「今日、黄色い車を見る。」
普段、黄色い車なんて見ないな——そう思っていた。
当時、私はデイサービスの送迎に関わる介護士として働いており、朝はご利用者様を自宅まで迎えに行っていた。
車は、運転席を含めて10人乗りの長方形のバン。後ろのハッチを開けると、車椅子をそのまま出し入れできるタイプだ。車椅子のまま乗れるのは2人で、ほかに7人が乗車できる。
その日も、ご利用者様の自宅前に車を停め、車椅子を降ろして室内へ向かう。ご利用者様はベッドで休まれていたため、職員2人で車椅子へ移乗介助を行った。
その後、ご利用者様を乗せた車椅子を車まで移動させ、後部から昇降リフトに載せる。ブレーキをかけ、車輪を固定し、シートベルトを装着。安全確認をしてから、ボタンでリフトを上げていく。
ご利用者様を乗せ、ご家族様に挨拶を終え、自分も車に乗り込もうとした——そのときだった。
遭遇
送迎車の影から、ぬうっと対向車が現れた。
私は足を止め、なんとなくその車に目をやった。そして、思わず目を見開いた。
大きなセダン。
黄色い車だった。
全身、真っ黄色の自家用車。
なんという存在感。
その動きは、まるでサバンナを悠々と歩く大型動物のようだった。もちろん車なので生きているはずはないのだが、こちらをちらりと見たようにすら感じられた。
セダンで、こんな色は初めて見た。
その車は、ゆっくりと送迎車の横を通り過ぎていった。
あまりの衝撃に、心臓がドキドキと高鳴る。
「本当に、見ちゃったよ。」
もちろん仕事中なので、そんなことはおくびにも出さない。
ご利用者様の安全に集中しながらも、「黄色い車」、しかもセダンを見たことに、私は驚き続けていた。
その後は、何台も黄色い車を見ることになった。最後の方には、おもちゃのミニカーの黄色まで目に入るようになり、さすがに苦笑した。
後日談
それから1週間ほど経ち、実験期間もすっかり終わった頃、私は再び同じ実験をしてみた。これは書籍とは関係なく、単なる興味本位だった。
もう一度、黄色い車に注目してみる。
するとやはり、身近に黄色い車やバイクが意外と多いことに気づく。普段は興味がないから、見えていないだけなのだと思った。
また別の日、気がつくと、私の運転する車の前に赤い車が3台並んでいた。さらに、そのうちの1台が離れると、入れ替わるように別の赤い車が前に入ってくる。
こうなると、もう笑うしかない。
「人間は、見たいものを見ている。」
それは、本当かもしれないと思う。
まとめ
面白半分でやってみた実験だった。
朝から「黄色い車」を意識しながら出社し、仕事に入った。
そして、出くわしたセダン。「これでもか!!」っと見せつけられた気がして、もう何年もたっているのに、あの時の存在感を思い出してしまう。
最近も、久しぶりにやってみた。さすがにテレパシーや、欲しい物を受け取ることは出来なかったが、「度重なる偶然?」はよく起こった。面白いなと思う。
これを偶然と思うか、必然と思うか、皆さんも否定する前に軽い気持ちでやってみてはいかがだろうか。面白い体験ができるかもしれない。
